コスト削減が求められる職種と売上アップが求められる職種

そもそも職種とは何でしょうか。
企業が事業活動を行う上では様々な機能が必要になります。
この機能ごとに区分された組織が部門であり、部門の機能を実行するのが職種です。
部門は一般に、経理・人事・総務といった組織運営を担うコスト部門と、開発・生産・販売といった事業活動を担うプロフィット部門に分けられます。
コスト部門は基本的に全業界で共通の役割を果たしており、そこで働く職種は、業務の支援や効率化、人や組織の底上げに向けて、実務をミスなく回すことが求められます。
一方、プロフィット部門は業界ごとに異なる役割を果たしており、そこで働く職種は、製品・サービスの企画・開発や売上アップに向けて、実績を上げて目標を達成することが求められます。
コスト部門について、次頁以降で基本的な職種とその役割を解説します。
プロフィット部門については、ここでは基本機能の解説にとどめ、業界ごとのページで具体的な職種を紹介します。